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国語科 伊藤 亮先生 生徒に絶大な人気を誇る国語科 伊藤亮先生。
伊藤先生の授業は、生徒の笑い声があふれています。
しかし、一方で高校の他大学進学講習では夜遅くまで真剣に授業をしている姿が見られます。
今日はそんな伊藤先生の魅力に迫ります。
自己紹介をお願いします

はい。国語科の伊藤亮と言います。趣味は音楽鑑賞と読書という、実に模範的な趣味を持ち合わせていますね。

それでは、授業で気を付けていることって何ですか?

そうですね。とにかく授業で気を付けているのは、メリハリをつけて授業をしてゆくということですかね。僕は必ず、授業開始の5分前には教室に行くように心がけているんですよ。

たしかに、伊藤先生、教室に行くの早いですよね(笑)

あれ?気づいてました?塾や予備校とは違って、学校という環境では、生徒が生活するすべての時間が授業に相当するものであると考えていて、教科や科目の教授だけでは事足りないと思うんです。なので、授業を行う時間だけに教室にいれば良いわけではなくて、休み時間の様子やそこから授業に向かってゆくための切り替えなど、日常生活において、できるだけ多くの時間を生徒と共有することによって、卓抜した人間性や生活習慣というものが生徒に染みついてゆくのではないかと考えています。

なるほど。まさに『教』室という名のとおりの空間が広がっているんですね

そうそう。要するに、生徒に対して、さまざまな場面での「動き」を強制するのではなく、同じ空間に自らも身を置いて、そこで模範的な動きを生徒たちに見せてゆく。それによって、自然と生徒自身がその場面に最適な動きをすることができるようになればいいなと思っているんです。だから、僕にとっては、国語の授業だけが授業なのではなくて、生徒が部活動を終えて下校するまで、一日中、365日が授業という感じですかね。

それでは、国語の授業について聞かせてください

国語という教科は、本当に奥が深いもので、そもそも僕が国語の教員になろうと思ったのは、古くから日本人の中に住まっている奥ゆかしさだとか風流心だとか、そういうものに触れてゆくことができると気付いたことがきっかけなんです。変に知識だけを押しつけるのではなくて、僕たちの心根に、無意識的にであっても広がっている国民性というもの、琴線に触れる・・・ではないですけど、そのような、感性をくすぐることのできる教科だと思っているんですよ。

教えるときに気をつけている点は何ですか?

気をつけていることは、問題に対する答えを導いてゆく過程を理解させること、ですかね。国語のテストというと、答えが何通りにもなるというような誤解が一般化して生徒たちの間に渦を巻いているように思えるんです。しかし、決してそんなことはなくて、その文章をもとに作られた、その設問に対する答えは、その文章内のある一カ所を根拠として解答をすることができるんです。まあ、それを見つけるのが大変なんですけど、その根拠にたどり着くまでの過程をじっくり教えてゆくことで、論理的な読みというものを習得することができるんですね。なので、その部分に注意をして授業を組み立てているつもりです。

へえ~、それを聞くと、どことなく難しいのかなという印象を持ってしまいますが、先生の授業を見ると、生徒たちは笑顔が絶えないですよね?

まあ、そうでしょうか。もしかしたら僕が一番笑っているのかもしれないですね。45分間、集中し続ける気力というものは、将来的にはたしかに必要になってくるものとは思いますが、そのなかで新しい知識を得ながら、自分の中に昇華させてゆく作業を伴うのが授業ですから、なかなか集中力を維持することは難しいのではないかと思います。ですので、ときには授業に関係のない話だったり、よりアカデミックな話を盛り込むことで、生徒たちの気持ちのリフレッシュというか、息抜きの時間を設けることはやっていますね。まあ、僕が話し好きなだけなんですけどね。

なるほど~。それでは最後に、見ている人にメッセージをお願いします。

とにかく、日々、学びの姿勢をやめないことですね。ヒトに与えられた知識や経験を蓄積し、「考える」という能力を存分に活かして、中学、高校、大学、その先の進路にどんどん進んでいっても、決して「学ぶ」「勉強する」という姿勢を忘れずに、新しいことを学びとっていってもらいたいと思います。それが、自己の世界観や価値観といったものを構成するために大切な要素になりますからね。僕も日々、勉強に専念してますよ!まだまだこれからです。一緒に学んでゆきましょう。