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国語科 清水 卓先生 普段から穏やかな雰囲気で笑顔も多い清水先生。
小学生から剣道に向き合い、現在も顧問として活躍されています。
文学や様々な芸能にも精通している清水先生の、熱い思いをお聞きしました!
自己紹介をお願いします

国語科の清水卓です。大学時代は平家物語を中心に学んでいました。好きな言葉は「天は自ら助くる者を助く」です。これは英語のことわざで「他人に頼らず、自立して努力する者には天の助けがあり、必ず幸福になる」という意味の言葉です。

国語科の先生ですが、好きな文学作品などはありますか?

そうですね。大学時代に学んでいた平家物語は好きですね。最近では白樺派の作家、例えば志賀直哉の作品などを中心に読んでいます。白樺派は比喩が多くて、表現がキレイなんですよね。読みにくいという人も多いのですが、僕はその比喩表現を好んで読んでいますね。他にも司馬遼太郎の作品も好きで、「燃えよ剣」は高校時代に読んで感銘を受けました。

多くの文学作品を読まれていますね。それでは普段から生徒の指導で気をつけている点を教えて下さい。

独善的にならないように気をつけています。生徒の目線に立って一方的な指導にならないようにしています。共感と納得を意識して指導をしていますね。
他にも提出物などの指導は難しく感じることもありますね。あまりこちらからアプローチしすぎても生徒には響かないし、かといってないがしろにして良いことではないですよね。良い距離感を保って指導するようにしています。

日駒にはたくさんの行事がありますが、先生のイチオシの行事を教えて下さい。

芸能鑑賞会ですね。生徒たちはあまりミュージカルや演劇などを見る機会はないと思うんですよね。様々な世界に触れてほしいと日頃から考えていますので、芸能鑑賞会はうってつけの行事だと思っています。

今後、芸能鑑賞会で扱いたい題材などはありますか?

そうですね、能や狂言などの伝統芸能やオペラなど色々な分野を見せたいですね。大人になっても見に行く機会が少ない分野なので、中学生から触れることで得られるものがあるんじゃないかと思います。どんなことを生徒たちが受け取るかは、本人たち次第で良いと思うんです。もしかしたら、合わないなと思う生徒もいるでしょうし、発音や楽器の使い方に興味をもつ生徒もいるでしょうし。とにかく、生徒たちの世界観に幅を持たせたいなと考えています。

いいですね。最後に、清水先生が普段から心がけていることを教えて下さい。

直感を大切に、ということですね。もちろんしっかり悩んで答えを見つけることも重要ですが、時には自分が感じたことを信じるというのも必要です。生徒たちにも、直感を信じて行動してほしいなと思っていますね。