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理科 橘 美沙先生 いつも実験室にいらっしゃって、日々トライ・アンド・エラーを繰り返しているのが印象的です。
先日もサメの顎の標本をつくっていました…。
専門は物理でありながら、生物や地学方面にも知見を広げている先生の素顔に迫ります!
自己紹介をお願いします

理科の橘美沙です。部活動は天文愛好会を担当しています。

理科の先生ということですが、授業で大事にしていることがあれば教えて下さい。

2つありまして、1つ目は、理科という科目は暗記をすればいいというものではないと考えているので、身近な現象につながるような実験を取り入れて、体験として自然現象を理解してもらうということを大事にしています。
 もう1つは、私が研究していたものが物理の中でも人体に関わることということで、他科目との繋がりを大切にしていきたいということです。

橘先生の専門は物理ですが、高校時代は生物系の部活動に所属されていたと伺いました。

そうですね。高校時代は生物部に所属していました。キチョウ(蝶の一種)はリンプンの形で種類を見分けることができるという研究を行っていました。部活動のなかで、テーマを自分で選んで先生方が研究に手を貸してくださる環境があったので、率先して行っていました。高校時に学会発表なども行いました。

理科は発表の場が大事だと思いますが、中学生や高校生にはどのようなことを求めますか?

自分が興味あるテーマを決めて、実験方法や発表方法などを考えていって、探求していく活動をしてほしいですね。誰かに与えられた、決められたからではなく自らの興味があるものに対して、考えてほしいですね。現在行っているサイエンスウィークでも、できるだけ継続して行えるようにしたいですね。現在は1週間程度ですが、時間が限定的だと本人たちが考えられる時間が限られてしまいますので、長い期間で調べる時間や考える時間を多く作って、テーマについてオリジナリティを出して、深めてほしいですね。

先生が中学生と高校生を教える時に気をつけている点があれば教えて下さい。

中学生は理科に苦手意識をもっている子もいるので、映像や画像に加えて実験を多く取り入れて、理科は身近にあるということに気づいてもらいたいですね。高校生は受験を意識した問題演習の時間を取り入れつつ、データの処理の仕方や実験へのアプローチの方法などは、実践しながら学んでもらっていますね。

日駒生のいいところと先生が生徒に望むことを教えて下さい。

素直なところと頑張り屋さんなところですかね。日駒生はみんなパワフルでエネルギッシュで毎日私も元気をもらっています!色々な生徒がいますが、個々が育ってきた環境が違ってもその個性を尊重して、お互いを理解し合ってほしいなと思っています。

最後に先生の座右の銘を教えて下さい。

「為せば成る」です!!自分の限界やキャパシティを決めずに、何事にもチャレンジしていこう!という気持ちで毎日を過ごしています。